勝ち方より負け方のスキルアップ

「いやだ、ぜったいに負けたくない!」

そう思って努力することは素晴らしいこと。

なぜなら、その粘り強さが自分を進化させるから。

 

ただ、心の声は、負けを知っているのに、

「いや、負けてない」

という考えを変えられず、努力する自分に執着してしまうことがある。

 

例えば、突然クビなる、突然振られる、そんなの受け入れたくない。

負けを認めたら、自分の存在価値がなくなってしまいそうで、恐怖を直視できない。

だから、ファンタジーの世界で負けてない自分を妄想する。

 

でも真実はちがう。

この時点での負けを潔く認めて、諦めることでしか、新たな「勝ち」に向かうことができない。

 

「自分には無理」

「自分には向いてない」

「自分のやるべきことではない」

たとえば、そうやって敗北を手放すことができたとき、心も身体も軽くなる経験をすることができる。

 

最高の自分を生きたいなら、負けるもんか、と、がんばったあと、

ちゃんと

「敗北する」

「あきらめる」

ということは、むしろ最高にポジティブなことなのだ。

 

わたしにとって、今日敗北を認めるべきことはなんだろう。

 

今日も最善最高の一日を。

ありがとう。

Chess figures defeated
Old wood chess figures lying on the board defeated