「あきらめる」ことを怖れている、28歳のわたしへ

「もう、あきらめよう」

負けず嫌いのあなたは、大嫌いな言葉だったよね。

いやたぶん「嫌い」と、認識することさえさけてた、そんなかんじだったかも。

すごく自分が無力なことを思い知らされるようで、とても悪いことをしているようで。

目を向けないようにしているんでしょ。

 

でも、あきらめることでしか前に進めないときがある。

自分が知っていることとか、知っていると思っていること、あなたはそれに執着してる。

 

あきらめる、ってことは、見捨てるってこじゃないよ。

今の現実そのまんまをただ受け入れるってことがあきらめるってこと。

 

その50円玉がいくら自分にとって大切で、1億円の価値があっても、お店に行くと50円で売っているものしか買えないよね。

それが目の前の現実。

50円玉を500円玉だと妄想しても、自分以外にはただ50円玉にしかみえない。

自分が見たい現実と、目の前の現実とにギャップがあればあるほど、心のなかに澱(おり)が溜まってどんどんしんどくなる。

 

あきらめとはあきらかにすること、って誰かが言ってた。

怖がらないで。

手放すことであなたはよりあなたらしくなれるってことを、あたしは知ってる。

 

あなたは、ちょっとがんばりすぎかもね。

 

今日も最善最高の一日を。

ありがとう。あなたが幸せでいることを祈ってる。

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