ぱさっ、ぱさっ、ぱさっ。
この音は、私にとって癒やしの音だ。
何の音かというと、タロットをカットする音。
小学生の頃に、トランプ占いにハマったわたしは、中学になってはじめてのタロットカードを買った。
その時の「タロット」のイメージといえば、
魔術的で、神秘的で、まるで自分が魔女にでもなるパスポートを手にするような、そんな感じ。
こっそりと、密かに、カードの封をあけた感覚を今でも覚えている。
大人になってからは、気になるタロットを見つけては買い、いつのまにかコレクションになった。
ぜんぜん使わずにいるカードもある。
それでもわたしは、タロットカードそのものを「愛している」と思う。
タロットは、いつもいろんなことを考え続け、感じ続け、思考や感情のうずにまきこまれがちなわたしを
瞬速のインスピレーションの世界へと連れ戻してくれるハシゴだ。
考えの「うず」は、終わりなく回り続けていつのまにか中毒になる。
でも、そのうずの底には、明晰でクリアに選択できる場所がある。
タロットは、その場所に連れて行ってくれる安全なハシゴ。
自分と向き合うことも、誰かが必要としているヒントを代わりに見つけてあげることもできる。
偶然は必然。
ユング先生の考えがそのまんま当てはまる、それがタロット。
いつもあぁでもない、こうでもない、と、時間を取られてしまう。
そんな人にこそ、ぜひ タロットが読めるようになることをおすすめしたいな、と思うわたしです。
今日もよい一日になりますように。
ありがとう。
執筆レビュー;これまで何本か1分ブログを書いてみて、今日はちょっとコンセプトを変えてみることにした。これまでは、毎朝ひいているタロットの結果から感じたことを書いていたけど、今日は、タロット結果にこだわらず、わたしが好きなものや愛しているものについて書いてみることにした。とりあえず方向転換の記録をメモ。
本日のライティング時間;22分(約500文字を15分で書けるようになるトレーニング中)