リアル本棚の本たちが、バーチャル本棚に並んでいる不思議から気づいたこと

4時09分

今朝も月は見えない。

なんだかなかなか会えない恋人のように思えてきた。

本のデジタル化サービスに申し込んだのが先月。

今月も50冊がPDFになる。

うちの本棚にひしめくように並んでいた本たちが、今はパソコンの中の本棚に並んでいる。

見慣れた表紙たちが、こちらを向いてずらっと並んでいるのは、なんだか不思議な感じだ。

Kindleなどのちゃんとした電子書籍に比べると、目次からページにリンクされていない等の不便さはある。

でも、小説やエッセイなど、時系列に読むものに不便さは全くなし。

実際、長年開いていなかった本を、PDF化したことで開くようにもなった。

人には、「手に取りやすいものを手にとってしまう」という怠惰が少なからずあると思う。

本棚まであるいて行き、どの棚にあったかを思い出し、目的の本をさがし出し、デスクにもどり、ページを開く。

これでははっきり言ってメンドウなのだ。

買ってある材料で料理を作るよりとりあえずファーストフード、のように、パソコンの中の本は手に取りやすい。

こんな比べ方はどうかとも思うが、人も同じではないだろうか。

手に取りやすいから、手に取られやすい。

いつも近くにいる、とか、よく会う、とか、マインドで言うなら、親近感や共感的、とでもいうか。

つまり

恋愛でも、仕事でも、凡人のわたしたちがモテたい場合、

「自分は手に取りやすいか否か」が、案外大事な指標になるのではなかろうか。

もちろん、

とうてい手に取れない「高値の花」として君臨できるスペックがあるなら、それはまた別の話。

なんだか話が飛んでしまった。

今日も元気に生きよう。

ありがとう

open book on the table

ご訪問ありがとうございます。この日記は朝15分で書く「継続チャレンジ」ブログです。根性なしですぐ挫折しますが、いつか『1分で読める、ちょっとだけ役に立つ日記』が書けることを目指して精進します。ほぼ毎日朝4時更新。