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浴衣を着るときに気をつけたい4つのポイント【大人の浴衣ライフ】

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浴衣を着るときに気をつけたい4つのポイント【大人の浴衣ライフ】

大人着物をスタートするベストシーズンは、浴衣で出かけられる今!




「着物っていいよね〜」
「わたしも自分でさくっと着物が着れたらいいな〜」

着物を着ていると、そんなふうによく言われます。

「実は以前 着付けを習っていたけど、もうすっかり忘れちゃったわ〜」
「着物はなんとか着れるけど、帯がねぇ〜〜」

なんて方も案外多いようです。


もしあなたも チラッとでもそんなふうに思うなら、着物ライフをリスタートするベストシーズンは、実は「今」!

そう、この、「浴衣」の季節です。

 

ラフにでもきっちりにでも着ることのできる浴衣は、まさに着物入門の練習にうってつけ。

ぜひとも、浴衣でお出かけする機会を多く作って、「さくっと着物」への助走をつけませんか?

オトナ世代らしい浴衣姿で女っぷりをぐーんと上げ、そのまま、自分で着れるあなたになっちゃいましょう。

ということで、今回は、そのまま着物の着付けに使える、かっこいい大人の浴衣姿のための、気をつけたいポイントを書いてみようと思います。

1,大人が似合う浴衣を選ぶ


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私の好みで言うと、やっぱり浴衣は「紺」と「白」
パリっと糊の効いたものを、「きばらずさらっと」着こなすのがかっこいいと思っています。

でも、最近は、着物風の素敵な色柄の浴衣も多く出まわってきたので、浴衣選びの選択肢はかなり広がりましたね。

もちろん、好きな色、好きな柄、を選んでいただけばいいのですが、カラフルなものは子供っぽくなりがちなので、まずは紺地か白地を基本にしてみてください。

大人浴衣は、特に「生地」で選ぶのがおすすめです。

「素材」で選ぶなら、綿麻(綿と麻を混ぜたもの)、もしくは麻100%のものが涼しくておすすめ。
麻のものは、洗濯してもすぐ乾くので、お手入れもとっても楽ですよ。

生地の「織り」で選ぶなら、綿紅梅や縮など凹凸のある素材が、汗をかいても肌触りがさらっとしているうえ、身体のラインをすっきりと覆ってくれるのでおすすめです。

 

浴衣を着物風に着るときは、下に長襦袢を着るので、多少薄い生地でもOKですが、襦袢を着ない場合を想定すると、生地そのものが固めだったり、凹凸で厚みが出たりするもののほうが、ダイレクトに身体のラインが出なくて美しいのです。

似合う色柄に関しては、「小柄な人は小さい柄・大柄な人は大きい柄」と教わることが多いかもしれませんが(私が 昔、着付けを習っていた頃にもそう習いました)、私自身は、一概にはそうとも言えないと思っています。

似合う着物の色柄の件は、また別の記事で詳しく書いてみたいと思いますが、まずは、袖を通してみて、好きな色、好きな柄を選び、それが似合うように帯や小物などでコーディネートするのが、「ロックなキモノ部」流です(笑)

2,浴衣の「衿もと」は、さわやかに色っぽく


浴衣でも着物でも、着つけるときの衿もとの基本は、肩甲骨の間のくぼみあたりで打ち合わせ、うなじは指3本が入るくらい、耳の下あたりはぴったり首に沿って、と覚えておくといいかと思います。

打ち合わせが、きっちりと高い位置で打ち合わさっているほど「若々しさ」や「上品さ」の表現になります。衿が交差したポイントが低く、首まわりをゆったり着るほど、「艶っぽさ」や「粋」な感じの、こなれた女の表現になります。

つまり 衿もとの開き具合とは、「色香」をどれだけ 放出するか、の調節なのです。

 

だから、衿もとがだらしなくヨレッとしているのは 言語道断。なんだか 悪臭まじりの香りが臭ってきそうです(笑)

なので、どんなに派手な柄のものを選んだとしてもOKですが、派手めなものを選んだときは、衿もとをきちんと目にして醸し出る色香を最小限にしておくとバランスがとれますよ。

逆に、地味目の浴衣の場合は、衿元を少し大きめに開けるといいですね。

大人の浴衣姿で一番大事にしたいのは「清潔感」。スッキリとした浴衣姿で、見る人の目にも涼やかさを伝えたいものですよね。

ということで、着付けの時のポイント。

◯衿もとの補正


胸と肩の間にくぼみがあると、どうしても衿元がずれやすいんですね。つまり「すかすか」しているから着崩れるんです。
なので、ここに膨らみを持たせてあげるだけで、衿のおさまりがよくなります。
和装ブラジャーや、補正付きのスリップを着るだけでもかなりいい感じになりますが、持っていない人は、タオルハンカチを三角に折って、胸の上辺りに入れるだけでも充分な補正になりますよ。

◯ 衿に衿芯を入れてしまえっ


衿芯は、本来長襦袢に入れるものなので、これはアウトローなやり方なんですが、やわらかい衿芯を浴衣に入れてしまえば、それだけで衿元がよれることなくすっきりしますよ。

3,浴衣のヒップラインは”品よく”が鉄則


浴衣姿は、後ろから見られることも案外多いもの。
その時に、視線の中心になるのは 帯+お尻 です。

もちろん着る時は、おしりのところに皺がでないように着つけるとは思うのですが、立ったり座ったりしているうちに、だんだんとヒップラインが崩れている方をよく見かけます。
そうなってくると、せっかくの浴衣姿が安っぽく見えて台無しです!

また、着物は日本人体型に合っているからと言って、腰の位置が低ければ低いほど美しい、というものではありません。
着物姿であっても、スラリとバランスよく足長に見えるととってもかっこいいんです。

そのために「お尻」の作り方はとっても大事。いくつかのヒントをお教えいたしますね。

◯やっぱり補正


洋服ならば、「くびれ」は大事なポイントですが、着物では「寸胴」のほうが、スタイル良く見せることができます。
それは、寸胴であれば、帯の位置をどこにするかで、ウエスト位置を好きなところに調整することができるからです。

ということで、寸胴にするためには補正が大事なんですね。

ウエストとヒップの差が大きい人は、タオルをウエストに一巻き。
(※ちなみに、私の場合は、シルクの腹巻きを使っています。)

そして、お尻の上のくぼんだ部分にフェイスタオルを一枚、折って入れます。
(*私の場合は、それに紐をつけて結べるようにしてあります)

ここの補正は、帯が落ちてくることとの防止、おしりスッキリ&脚長効果のスペシャル3点効果があります。
お尻がちょいと下がってくるお年ごろであればなおさら、面倒がらずに、この一手間で後ろ姿に大きな差がでます♪

◯下着のラインはけっこう見られてる!


着付けるときは、お尻のところをしっかりシワを伸ばしてピッタリに着付けます。ここをゆるゆるに着つけると、しわも出来やすく、太って見えます。

ピッタリに着つける、と言っても、たまーに、下着のラインがうっすーら見えてしまっている方がいますが、これ、注意して下さいね^^;

着物なら長襦袢も着るので気にならなくても、浴衣の場合は「ゆかたスリップ」だけ、という方も多いと思うので、どうしてもラインが出やすいのです。

パンティラインの見えにくいショーツ(わたし的には、ローウエストのボクサーパンツがおすすめです)を選ぶか、あえて湯文字(着物用下着・・つまり、パンツ履きません!笑)に挑戦してみるのもいいんじゃないでしょうか。

ラインが見えにくい、と言っても、ハイレグのTバックなんかはオススメできません。
トイレに行った時に、気崩れしやすいですから注意ね。

4,結局は、浴衣を着崩れさせない立ちふるまい


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せっかくきれいに着たつもりの浴衣がくずれる一番の原因は、最後は「立ちふるまい」にあると私は考えます。

着物、、特に浴衣は、どんなにしっかり着付けても着崩れやすいものなのです。
もちろん、気崩れにくい着付け方は、お教え出来ますが、最後は立ちふるまいがカギを握っています。

たとえば、いつものジーンズのつもりでさくさく歩くと、すそ周りは緩んできます。すると、腰ひものあたりが緩んできて、帯が落ちてきて、その緩みがさらに上に伝わっていきます。

思いっきり肩から手を上げれば、上半身の布が上に上がって胸元が緩んできます。同時に帯が下がりやすくなるのです。

つまり、着崩れしにくい一番のコツは、動作を「 ゆっくり小さく」する、ということです。

◯歩幅を小さく


歩幅を狭く股を閉じて歩く。
(内腿を閉めてインナーマッスルを鍛えましょう!)

◯肩を下げる


手を上げるときは、肩を上げず、手だけをたもとを押さえながらゆっくり上げる。
(バレリーナの優雅な動きも肩を上げません!)

◯しゃがみ方


しゃがむときはお尻を出さず、姿勢を保ちながら膝だけを曲げる。
(スクワット&腹筋を締めるトレーニングだと思って!)

これだけでも、「着崩れしにくい=自然と色気のある立ちふるまい」の両方が手に入りますよ。
よかったら試してみてね。

まとめ


浴衣を着るときの気をつけるポイントは、まずは「衿もと」と「ヒップ」。
そして、テクニックなしに上手に着付けるポイントは、「補正」です。
特別な道具がなくても、家にあるタオルで充分。身体のくぼみにタオルを置いてあげるだけで、素敵なシルエットが作れます。
仕上げは、「ゆっっくり、小さく」の立ちふるまいです。
「着崩れさせない」ことと、「女性らしさ」を演出できます。

素敵な浴衣美人になってくださいね。

ありがとう。

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